スポーツの秋真っ盛りですが、そこら中から「もう歳やから筋肉痛が遅くでるんさ〜」という声を伺います。
「二日後ならええけど、ワシなんか三日後なんさ!」と半ば自慢げに語る人もいらっしゃいますよね(^_^;)
実は世間一般的にまことしやかに言われている 歳をとると筋肉痛が遅くでる には、科学的根拠はありません。
試しに体力の限界の限界まで筋トレをやってみて下さい。その日はもちろん次の日もまた次の日もヒドイ筋肉痛に見舞われることでしょう。この点において年齢は関係ありません。
そして何より重要な要素は、「運動習慣の有無」です。
日常的に運動不足の人がたま〜に運動をやると、慣れない動作に加えて、体力の限界に達する遥か以前に心理的なブレーキがかかるので、筋肉へのダメージはほどほどで終わります。
この 運動不足+筋肉へのほどほどのダメージ が、数日後に筋肉痛を起こす要素となると考えられています。
日常的に運動習慣がある人は、50、60歳代でも ほどほどの強度の運動くらいでは筋肉痛になりませんからね(^-^)/
基本的には 筋肉痛が遅れて出る=運動不足 ということです。
※運動習慣がある人の場合は、筋肉の収縮様式や収縮時間の違いなどによって筋肉痛が発生するタイミングが変わります。