昨日東京で開催された新競技についての講習会にて、来期から女子のボディビル競技が新たに 女子フィジーク として開催されることが決定事項として発表されました。
これは以前から取り沙汰されていた事項でしたが、体重別の廃止(身長別でおこなう)、規定ポーズの変更、コスチュームの自由度が増すことが大きな変更点です。
コスチュームに関してはボディフィットネスで着用するビキニもOKとなりますので、従来よりも華やかなデザインを選択する選手が増えると思いますが、従来のJBBF公認のコスチュームも引き続き使えます。
規定ポーズは従来の5ポーズから4ポーズへ、アブドミナル&サイが無くなり、サイドポーズの取り方が大幅に変更されます。
撮影:寺井義忠さん 2014/8/17 三重県津市リージョンプラザお城ホール
サイドチェストの一例として、↑左上の韓国フィジーク選手を参考にしてください。
コスチュームも臀部が3/4以上が布で覆われているなどの規定内であれば、↑のように色や柄は自由になります。
以上のルール改定は IFBBアマチュアウィメンズフィジークルールに準じます。
このルール改定に伴い、従来のボディビル競技よりも審査基準がフィットネス寄りになるのでは?という意見が多く寄せられているようですが、JBBFの中尾審査委員会委員長によると、ポージングの変更により”女性らしい体型”が強調されるだけであり、バルクやカットなどの審査基準に大きな変更は無いとの見解でした。
※ルールの詳細は、来年3月の総会を経て決定施行されます。