常日頃からスクワットの有効性について繰り返し説明させて頂いておりますが、そんなスクワットにも膝の内側すぐ上にある「内側広筋」を十分に強化できないというウィークポイントがあります。
スクワットのようなたくさんの関節(股関節、膝関節、足関節など)を使う種目(複合関節種目)では、もともと強い筋肉に頼った動作になってしまって、「もともと強い筋肉はどんどん強くなる半面、弱い筋肉は弱いままで強化できない」ということが起こり得ます。
その欠点を補うためには、レッグエクステンションを使って膝を完全に伸ばすか(↓左下)、レッグエクステンションが無い場合は足首にゴムバンドを巻いて膝を伸ばしたまま上に持ち上げます(そのまま5秒静止)。
スクワットにこれらの種目をプラスすることで、内側広筋を適切に強化することができるので、特に膝関節痛の対策として筋トレを行なう場合は重要な要素です(^_^)/
※レッグエクステンションでもゴムバンドを使った方法でも、つま先を外側に向ける(股関節外旋)方が内側広筋を意識しやすくなります。