今朝は東京でも雪だったそうですね。
寒い時期に運動する際は「衣類」で調節することが最も効果的ですので、トレーニングウェアには気を配りましょう。
ところで運動に適した体温(筋肉の温度=筋温)は39℃とされていて、これぐらいの筋温でトレーニングを行うことで最大の効果が得られると同時に、ケガのリスクも減らせると考えられています。
ちなみに筋温を38℃まで上げるのには約16分間のジョギングが必要らしいので、39℃まで上げるには更に時間がかかります。寒い時期はなおさらでしょう。
しかし限られた時間の中で筋トレに励む人にとっては、準備運動の時間も惜しいものです。
時間に限りがある人には、その日に行う筋トレ種目を軽い負荷で行って筋温を上げる方法をおススメしています。
ほとんどの筋トレ種目は関節を大きく動かすことでストレッチングと同じ効果がありますので、これを準備運動として取り入れます。
↑準備運動の例
例えば胸の日に ベンチプレス→ダンベルプレス→フライ を行う予定であれば、各種目をごく軽い重量にセットしてフルレンジでゆっくり繰り返します。
回数は20回程度、休息無しで各3セットくらいやれば筋温が上がるでしょう。
なかなか温かくならない人は自体重のスクワット10回を各種目の間に入れると良いと思います。
ちなみに筋肉が多い人は筋温が上がるスピードが早いです(^-^)/