二の腕の裏側に位置する上腕三頭筋は筋肉の場所、カタチがはっきり分かるので筋トレ初心者でもトレーニングで意識しやすい部位です。
しかしそのストレッチングは他人の助けを借りれば容易ですが一人では難しい筋肉だと思います。
特に「長頭」と呼ばれる部位は肘を目いっぱい曲げた状態で、肘を前から頭の方向へ持ち上げなければなりません。これはカタイ人にとっては困難です。(↓写真左上)
そこで(↑写真右上)のように壁などを使って肘を固定すると長頭がしっかりストレッチングされた感覚が得られます。
長頭がカタイと肩の関節の動きが制限されるので、ラケットを使ったスポーツでは肩を痛めやすくなり、肩こりなどの原因にもなります。
またスポーツ選手が補強として取り入れるハイクリーン(パワークリーン)において、肩の高さでキャッチする時に肘が上がらず手首の負担が増します。
(↑写真下左右)重量挙げ選手だったジムメンバーさんが現役時代にやっていたバーベルを使ったストレッチングを教わりました。
上腕三頭筋、手首、背中の筋肉などもストレッチングされますね。